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2017-05-05

カラーリストブログ, スタッフブログ

「地毛証明書 VS カラーリスト」〜カラーリストマコッティの毎日ブログ#174〜

TONI&GUY神宮前サロンカラーリスト店長の岩屋です。


どんな人間かは コチラのプロフィール記事 をご覧下さい。

以前にもおんなじような記事書きましたが、、

先日ふとYahooニュースで流れてきた記事に再び驚きました。

都立高校の6割が”地毛証明書”の提出を要求

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6238271

すでに、「まだそんな制度あったんだ…

と、物議を醸し出してるようで。

これは、

教育委員会とカラーリスト(美容師)の朝まで討論会

みたいなのがあったら、相当白熱してしまいそうで笑

この地毛証明書に対しての学校側の見解は、

地毛の生徒に対して勘違いから守るため

との理由から提出を要求しているそうですが、

色や髪質が問題ではなく、

カラーをしたりパーマをしたりと、髪の毛に何かを施すこと=風紀が乱れている

という判断のようです。

でもこれって、

黒染めしてこい

縮毛矯正してこい

という指導もおかしくなりますよね。

黒髪直毛以外は異質

という判断と受け取られてもおかしくありません。

それも、掘り下げれば○○高校の生徒は髪の毛なんて染めて素行が悪いわね…

と、保護者の評判が落ちる=学校の評判低下=入学倍率に支障をきたす

といったところ。

そういう風に学生時代に、”個性を考えない窮屈な思い“を強いられる日本の教育には、本当に文字通り賛否両論です。

中には学校側が美容師を招いて、1人ずつ地毛かそうじゃないかと選別させるところもあるようで。。

うちのように両親共に「髪の毛」で飯を食ってる家は、さらさら首を縦に振る気なんかありませんしね(^^;;

ねえ、なんで髪の毛染めちゃいけないの?

なんて子供に聞かれても、

絶対答えられません。

「そんな学校行かなくて良い!!」

とさえ言ってしまいそう笑

どうしたらこういう文化を変えられんでしょうか。

美容師が変えていくのって無理なんですかね?

カナダの小学校では、

年に一回生徒が全員髪の毛にデコレーション(ヘアカラーやおもちゃをくっつけたり)して登校する

というお祭りがあるそうです。

最高ですね。

ちなみに今までの僕の最年少のお客様は、9歳のフランス人の女の子でした。

毛先にパープルを入れたグラデーションカラーでしたね。

去年娘の小学校の運動会でも、高学年の生徒の中に、毛先が明るいグラデーションカラーの子が1人いまして、

おーー!最高!っと思ってしまいました。

変えられるか分からないけど、

変わったらめちゃめちゃ日本変わる気がするんですよね。

相手は国レベルですからね、美容師の声なんて相手にしてもらえないかもしれませんが。

髪の毛を素敵にしたい。

オシャレにしたい。

なんて気持ちに年齢制限も人種も関係ないじゃん!

って思います。

憲法第21条の”表現の自由“はどこへいったのやら。。

ま、そもそもこんな少数派のカラーリストが叫んでも何も変わらないかもしれませんが、

変わったら日本も元気になるのになぁという小言でした。

カラーリストの皆さん、討論してみたくないですか?笑

はい、終わり〜(^^)

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