「年齢に、白髪に、逆らわない」〜カラーリストマコッティの毎日ブログ#163〜

TONI&GUY神宮前サロンカラーリスト店長の岩屋です。

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どんな人間かは コチラのプロフィール記事 をご覧下さい。

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先日ご来店されたお客様方が、偶然にも立て続けに”白髪を活かすカラー“のオーダーだったので、記録します。

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ただただ仕上がりのカラーを記事にしたいのではなく、

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お客様の”理念“に心から感動し、共感したから。

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ご来店のきっかけは、HPに掲載されている僕のカラーを見てとのこと。

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新規で指名をしてご予約を頂いた70代のお客様です。

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施術前のカラーのお話をしていく中で、

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とても素敵な”理念“をお聞かせ頂きました。

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「年齢に逆らう生き方はしたくないの。年齢にはその年齢にしかない”楽しみ方”があるもの。

だから白髪が生えてるからこそできるカラーをしたいの。

人間はどうせ死に向かって生きてるんだから、逆らったってしょうがない。

今あるものを、最大限楽しむのが最高のクリエイティブだと思ってるの」

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脱帽です。

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こちらがカウンセリングして頂いてしまった気分です。

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“なぜサロンを変えたか“を伺いました。

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「カットは上手かったんだけど、カラーで失敗されちゃって、5回もカラーやり直しされて、それで、お詫びの言葉をもらえなかったので、気持ちが離れてしまいました」

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とのこと。

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皮肉なもので、美容師はなぜサロンを変えたかの理由を、ご本人から聴けない場合がほとんど。

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こうして新たに来て頂いたお客様から聞くしかできません。

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そんなお言葉を肝に命じて、カラーさせて頂きました。

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オーダーは”白髪と馴染むクリエイティブなカラー”

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ビフォア&アフターをご覧下さい。

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まずビフォア。

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すでにいらした時からワクワクするヘアスタイルですw

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そしてこちらがアフター。

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全頭惜しみなくしっかりブリーチをしました。

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毛先に少しだけ抜き切れない過去のカラーが残ったので、しっかり現状と考えられる原因、次回でこの問題はクリアできることをお伝えし、6週間後に次回のご予約を頂きました。

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そして偶然にも、

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同時にその向かいにも、毎回関西から通ってくださる”白髪を活かしたカラー“のお客様が。

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こちらの方は、ご本人の白髪と黒髪のバランスをそのまま活かした、ボルドーの酸性カラーを。

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この黒髪と白髪のバランスを人工的に創るのは至難の技です。

というか創れません笑

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一本単位で絶妙に混ざり合っているからです。

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「こちらでヘアカラーをした後は、着るものも身に付けるものも変わるんです」

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なんて素敵なお言葉でしょう。

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サロンで創ったヘアが、

その後の生活を彩るという”ヘアデザインの最もな目的”を果たせている実感を得られる、

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この上ない嬉しいお言葉。

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「白髪は、究極のクリエイティブ」

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年齢や個性を楽しみ、ありのままのインスピレーションを具現化する。

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僕も、そんな生き方をしたいものです。

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はい、終わり〜(^^)