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2017-04-08
「美容学生のお客様から学んだこと」〜カラーリストマコッティの毎日ブログ#157〜
TONI&GUY神宮前サロンカラーリスト店長の岩屋です。
どんな人間かは コチラのプロフィール記事 をご覧下さい。
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書くには少しばかり勇気がいる記事です。
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過去に”岩屋が接客で犯した重大なミス“について。
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もう何年前になるか分かりませんが、
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あるお客様から、その気の緩みや勘違いにより、お言葉(クレーム)を頂いた時のお話。
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今も記憶として鮮明に焼きついています。
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というのも、
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そのお客様は、
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“美容学生“の方だったんです。
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サロンには当然見学や就活も兼ねて、美容学生のお客様が多数いらっしゃいます。
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美容師の皆さん、
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美容学生のお客様に対して、どんな気持ちで接していますか?
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少し、気が緩んだりしてませんか?
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言葉遣いや、対応、少し上からになったりしてませんか?
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もしかすると当時の未熟な僕だけかもしれませんが、
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本当に未熟の極みでお恥ずかしい話なんです。
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僕は当時、正にそうなってしまっていました。
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美容学生だからって、こちらが優位に立っている気でいたんです。
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お言葉を頂いて当然。
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「カウンセリングが不十分」
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「カラーが気に入らない」
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「思ってた色と違う」
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「接客が気に入らない」
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「返金してほしい」
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ご来店された数日後に、お電話でそんなお言葉を頂きました。
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頭をトンカチでガツンと殴られた気分でした。
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丁度、技術者として波に乗っき始めてた時だったんですね。
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そんなガキんちょだったカラーリスト岩屋は、まさか、美容学生からクレームを頂くなんて思ってもみなかったから。
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後日、カラーお直しや今後のケアのご提案を記した直筆のお詫びのお手紙を送りました。
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幸い、それ以後も採用面接直前まで通って下さりました。
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岩屋がそんな経験から学んだこと。
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“お客様がなぜサロンに足を運んでくださるのか”
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を全力で考えるということ。
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美容学生のお客様が、なぜ数多くあるサロンの中から自分を指名して来てくださるのか。
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夢を与える立場であるはずの美容師が、
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夢を奪ってどうするんだと。
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あれから数年経った今、
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嬉しいことに今もなお多くの美容学生のお客様に来て頂いていますが、
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もう2度と同じ過ちは犯すまいという気持ちで、全力でカラーをさせて頂いております。
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数年経ってるからこそ、
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忘れないように、文字にしようと思いました。
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そこで、先日いらした美容学生の方や、この春入社したスタッフにも聞いてみました。
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“サロンに来た時、どんなことを見てるか”
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と。
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「自分以外の他のお客様にどんな接客をしているか、スタッフの言葉遣いはどうか、ふと通りがかかったスタッフがどんな立ち振る舞いをしてくれるか…etc」
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もしかしたらどんなお客様よりも細部まで隈なく見ていて、厳しい目線なのかもしれません。
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当然ですよね、
人生を左右するかもしれない場所を真剣に観に来ているんですから。
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それ以上のプロフェッショナリズムとクオリティで応えなければなりません。
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苦い経験を経て、
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そんな部分に気づくことができました。
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今でも、その美容学生のお客様には感謝しています。
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美容学生の皆様。
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これからも、そんな気持ちでスタッフ一同、サロンでお待ちしております。
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はい、終わり〜(^^)
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