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2017-02-06
「ヘアカラーは”光”が全て。」〜カラーリストマコッティの毎日ブログ#99〜
TONI&GUY 神宮前サロンカラーリスト店長の岩屋です。
どんな人間かは コチラのプロフィール記事 をご覧下さい。
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さあさあ、毎日ブログも99日目まで来ました。
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そんな今日は朝からTONI&GUY 名古屋栄サロンにてカラーセミナーでした。
グループ間で互いにあらゆることをシェアして、
全国どのTONI&GUY に行ってもお客様が困らない。
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そんなサロンを目指してるおります。
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内容は
「クリエイティブなことやコレクションスタイルの前に、そもそもカラーって…」
、
という、ヘアカラーの根本の部分。
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極論、どんな色でも、どんなテクニックでも、お客様に価値を感じて頂ければ何でも良いと思うんです。
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問題は、
“そのお客様が感じる価値はどこにあるのか?”
、
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というところ。
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カウンセリングでカラーチャート一緒に見て、
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「何色が良いですか?ご希望の色ありますか?」
、
って聞いて、
かくかくしかじか、、、
じゃあこの色でいきましょう。
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、
カラー塗り塗りして、
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いざ仕上がって最後セット面の鏡の前で、
、
「カラーどうですか?」
、
、
「良い色です。」
、
、
これ、一般的にありそうな流れですよね。
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でも、よーく考えてみましょう。
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、
本当に大切なの、その瞬間ですか?
、
お客様がサロンを出る時ですか?
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、
もちろん、
「あ〜今日は本当に良い時間を過ごせたわ〜」
ってサロンでの時間もお客様のハッピーに繋がる要素なのは間違いありません。
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ただ、お客様が本当に行ってよかったと価値を感じる部分て、
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やっぱり
“次回ご来店までの生活”
なんじゃないかと思うんです。
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「サロンを出た後」
、
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こそ、ジャッジングタイムスタートって感じです。
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お客様の日常には、
プライベートや仕事、屋内屋外、朝昼夜と、
いろーんなシチュエーションがありますよね。
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、
これ、ヘアカラーで考えると、
、
「ヘアに当たる光」
、
がその場面によって全然違うってことなんです。
、
てことは、”色の見え方“も、生活の中でたっくさんあるってこと。
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蛍光灯だらけのサロンを出る時希望通りだと思ってた色が、
白熱灯のある自宅に帰って鏡で見たら全然違う…。
、
ランチへ外に出たら意外に明るく見えた。
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とか、
、
次の日勤務先で同僚に、
「あ、○○色にしたの?」
とオーダーした色と違う反応だった…
、
とか。
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、
もちろん全てのシチュエーションに合わせた万能なカラーなんてのは至難の技な訳ですが、
、
お客様が生活のどこにフォーカスをあててるかとか、
、
今後どんな大切なイベントがあるか?
とか、
、
日中過ごす時間が長い場所はどこか?
とか。
、
、
カラーをする前に、
“その大切な生活を共に意識して背景を共有する”
ことは出来るんじゃないかなと思います。
、
それが出来ればヘアカラーはいくらでもコントロールできる訳で。
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そしたら結果的に、
サロンを後にされたお客様が
“ジワジワとそのカラーの価値を感じて下さる”
ということに繋がって、
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、
また○○さんにお願いしたい!
、
ってなるんだと思います。
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、
物理学上色は光がないと見えないし、
光によって左右されてしまうもの。
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だったら先回りして光を味方につけるカラーが出来れば、
、
次回お会いする時までお客様のハッピーは継続されるんじゃないかなーと。
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、
まぁめちゃめちゃ神経質で細かいことかもしれないですけど、
、
エキスパートと呼ばれる方々は普通そこまで考えないでしょ?
ってとこまで変態クラスに考えてるからエキスパートって呼ばれてるんだと思いますw
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それくらい深く深くこだわって初めて価値を感じて頂けるのだと、信じてます。
、
、
と、今日はそんな想いで名古屋栄スタッフの皆様と楽しい時間を共有した後、
その足で京都へ向かい、
別の出張に行ってた代表の雑賀率いる本部大御所メンバーと合流し、帰路についたとさ。
、
めでたしめでたし。
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、
、
はい、終わり〜(^^)
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