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2017-01-25
「ハイトーンカラーの大切なことまとめ」〜カラーリストマコッティの毎日ブログ#87〜
TONI&GUY神宮前サロンカラーリスト店長の岩屋です。
どんな人間かは コチラのプロフィール記事をご覧ください。
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今日はサロンでもここ近年増加傾向にあるハイトーンカラーについて。
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やる側もやられる側にも大切なことをまとめました。
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サクッといきます。
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〜コンサルテーション(カウンセリング)〜
①「問診」
過去の履歴や失敗体験、そしてなぜ、どんな気分でハイトーンにしたくなったかの理由の共有が大切です。
ハイトーンにすることでどういう自分を演出したいのかが、デザインや方向の決定を大きく左右します。
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②「現状(ビフォア)の把握」
カラーをする前のヘアの状態を正しく把握することは、希望の仕上がりに最も大切だと言っても過言ではありません。
髪質、いつもカラーが落ちてくるとどんな色になってしまう傾向にあるのか、ダメージレベルはどうなのかなどをしっかりと把握したいのがカラーリスト。
料理をするとき食材の特徴を把握するのと同じ感覚です。
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③「ゴールの共有」
カラー後の着地点をどこにするかを、言葉だけでなく、写真やヘアカタなどを使って視覚的にもしっかり共有します。
言葉だけでの色の共有は捉え方が様々です。
伝わってるか少しでも不安があれば、どんな色をイメージしてるのか必ず担当カラーリストに確認しましょう。
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④リスク及び必須プロセスの説明
ハイトーンカラーはほぼほぼブリーチを使用します。
ブリーチは正しく使えばカラーの表現を無限にすることが可能というメリットがある反面、最も負担がかかるものであるのも事実。
ブリーチをするリスク、予想されるその後の状態など、デメリットも必ず共有することが必要です。
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〜施術〜
⑤「塗布量、塗布スピード、放置時間」
ハイトーンカラーの仕上がりを左右する最も大切な要素は大きく分けて上記の3つです。
パワーの強いブリーチであればあるほど、この3つを制することができれば、希望通りのカラーも目の前です。
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⑥ベースメイクが命
“このくらいでいっか“の妥協は1週間後に響きます。ハイトーンカラーで言う妥協とは、時間と手間がかかるからヘアの黄色味を抜ききらないで止めてしまうこと。
もちろんダメージレベルやコンディションを考慮する必要がありますが、黄色が残ってる状態で上からカラーを被せてその黄色を隠す形になると、褪色したときにまた黄色が出てきてしまうんです。
すなわち、可能な限り頑張って黄色味を削っておくことが、落ちてきても綺麗なカラーを実現する大切なポイント。
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上手くいかない理由はほとんどこのベースメイクにあると思われます。
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⑦「何回かに分けてカラーを育てる判断も必要」
とは言っても、サロンに滞在できる時間に制限がある場合もしばしばです。
そんな時は、その時一回で無理やり終えようとするのではなく、長い目で見てカラーを完成させていくプランに切り替えましょう。
歯医者さんの治療のような感覚です。
コツコツと少しずつ色を抜いていくことで、一度に一気にやるよりも、ヘルシーにハイトーンを完成させることが可能になります。
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⑧「ご自宅でのデイリーケアが1番大事」
最後にハイトーンでリスクのかかったヘアにそれ以上余計な負担をかけないためにもっとも大切なこと。
自宅での当たり前の積み重ねです。
ハイトーン用のシャンプーに、コンディショナー、週に2回の集中ケアマスクなど。
そしてちゃんと乾かして寝る。
この一見当たり前の作業の連続が、出来そうで出来ない最も効果的なケア方法です。
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このように、”綺麗なハイトーンカラー“にはしっかりとした実現へのステップがあります。
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また逆に上手くいかない時には必ず原因があります。
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ヘアカラーは感覚的なものではなく、理論的なものです。
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正しい知識と方法で向き合えば、必ず理想のハイトーンを実現する道が見つかります。
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ご相談お待ちしてます。
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こちらのLINE@からでも連絡可能です。
https://line.me/R/ti/p/%40mub9559f
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はい、終わり〜(^^)
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