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2017-01-21

カラーリストブログ, スタッフブログ

「”デザイン提案”の前に必要なこと。」〜カラーリストマコッティの毎日ブログ#83〜

TONI&GUY神宮前サロンカラーリスト店長の岩屋です。


どんな人間かは こちらのプロフィール記事ご覧ください。、

カラーリストだからと言って、カラーのお話しかしない訳ではありません。

色々な観点からお客様とのお話をさせて頂きます。

それがカウンセリングです。

今日はある新規紹介のお客様のカウンセリングの中で、あ、やっぱりそうだよなーと思った事例について。

よく美容師間でも「提案力」という言葉が飛び交いますが、

僕は「提案力」の前に、ある種の

世間話力

みたいなのが必要なんじゃないかと思ってます。

特に始めてお会いするお客様は、

開口一番いきなり「ヘアデザイン」の話はやっぱり難しい。

その方のこと何も知らないのに、

「今日どうしましょうか?」

「こんなカラーいかがですか?」

「パーマどうですか?」

「こんなカットどうですか?」

みたいな提案から入る感じが僕はちょっと苦手なんです

その方の”ひととなり“が分からないのに、生活にフィットするヘアデザインを提案するのはとってもハードル高めです。

でも、今日初めてご来店されたお客様と話していて、急遽、パーマをすることになったんです。


ちなみに、パーマのお話しもオススメも一切していません。

僕がした質問は1つ

「できるできないは置いといて、

本当はやってみたいヘアスタイル

ってありますか?」

と。

デザイン提案でもなんでもありません

「そういえば20年前くらいにパーマをかけて、次の日落ちて、またかけ直してもらったけど、また次の日落ちて。。

もう私の髪はパーマが無理なんだなと…」

とそれ以来パーマという選択肢を封印し、なんとなくずっとストレートヘアで来ちゃった。

とのことでした。

でも、ファッションもカジュアルが好きで、本当はやらかい動きのある女性らしいヘアがしてみたいと。

それが聞きたかった。

その”言葉にしない部分“が。

カラーデザインも然り、パーマとか、何かをオススメするって、そもそも提案以前に、

知ること

も必要なんだなーと改めて体感しました。

こんなデザインどうですか?

って聞かれても、ピンとこない方がほとんどなんじゃないかと思うんです。(どうしたら良いか分からずご来店されているお客様は特に)

美容師が提案するヘアデザインと、

お客様が生活で幸せを感じるヘアデザインがイコールでないと、

デザインでも何でもなくなっちゃうんですね、きっと。

それがイコールであれば、根元リタッチでさえ、究極のデザインになる訳で。

詰まる所、

デザイン提案“は、こちらの引き出しを開ける前に、

お客様の引き出し

を開けられるかどうかなんじゃないでしょうか。

仕上がりへのハッピーな笑顔を頂いたことが、今日ブログに書こうと決心した1番の理由です。


とまあ今日はパーマを語ってますが、実際にそのお悩みを解決した技術力の持ち主は僕ではなく、

我が神宮前サロン新進気鋭のイケメンホープ、

ハナタクこと、スタイリストのハナムレタクヤです。


ハナタクHPプロフィールコチラ 

ハナタクとは神宮前サロンがオープンする前から、原宿サロンで共に働いていた仲。

こうして共にお客様を担当できる日を、どんなに心待ちにしていたことか。

そういう瞬間が、本当に幸せです。

まぁすでに長いこと一緒に働いてるのもあって、当然信頼してます。

僕の仕事は扉だけ叩いてあとはハナムレくんにお任せ。

あ、もちろんカラーはさせて頂きましたw

こんな感じで、若手とも楽しくタッグを組ませて頂いてます。

はい、終わり〜(^^)

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