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2017-04-19
「”染まりづらい”って、お客様に言うことじゃない。」〜カラーリストマコッティの毎日ブログ#166〜
TONI&GUY神宮前サロンカラーリスト店長の岩屋です。
どんな人間かは コチラのプロフィール記事 をご覧下さい。
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本日ご来店された、初めて担当させて頂いたお客様。
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人生で2回目のカラーだそう。
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生活環境などを色々伺いながら、
前回カラーした時の様子を伺いました。
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「私の髪質染まりづらいみたいで…」
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……。
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はい、ストップ。
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ここが今日の記事にしたい僕の心の叫びです。
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“染まりづらい“なんて、お客様に伝えても何もメリットないと思うんです。
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そう言われたお客様は、どうすれば良いのでしょうか。
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希望のカラーを諦めれば良いのでしょうか?
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髪質も顔と同じように、もちろん多種多様です。
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明るくなり易い髪もあれば、
明るくなりにくい髪も当然あります。
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それは事実。
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でも、
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それお客様に伝えてどうするんでしょう。。
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たとえ染まりづらい髪質だって、
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「何も心配いりません。ご安心下さい。」
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と自信を持ってお応えする、そう言えるように準備をしておくのがプロなんじゃないでしょうか。
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このケースが過去に今日のお客様だけだったら、僕もわざわざ記事にしません。
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ただ、びっくりすることに、
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初めてカラーをさせて頂くお客様からこう言われることが、けっこーあるんです。
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、
「私の髪染まりづらいっていつも言われます」
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って。
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だから僕は思います。
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何を基準に”染まりづらい“なんだろうと。
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なんなら欧米の美容師からしたら日本人は全員染まりづらいですよきっと。
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現代のカラー剤のスペックは、各メーカーさんの途方も無い弛まぬ努力によって、もはや何の申し分もないレベルまできていると思います。
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なぜなら、そんな”染まりづらい日本人の髪質“を綺麗に染めるために作って下さってるから。
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で、
、
実際カラーをさせて頂いたわけなんですが、
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全然思い通りに色出るんです。
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むしろとても素直で素敵な髪質なんです。
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ご希望は赤味のない寒色系。
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ちゃんと、横着しないでカラー剤塗り分けて創れば、染まるんです。
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「明るくなりにくい」
、
って言葉も良く聞きます。
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、
僕が1番伝えたいこと。
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、
“プロは素材のせいにするべきではない”
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ってことです。
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もちろんこれ以上カラーしたら髪が切れちゃうとかそういうケースは除いてです。
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、
「傷が治りにくい体質だから、治せませんでした」
、
なんてお医者さんのところにはきっと身を委ねないと思うんです。
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、
こういったケースから我々プロフェッショナルが学ばなければいけないこと。
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何気ない美容師の一言が、お客様の”楽しみ “や”ワクワク”を絶ってしまう可能性がある。
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ということです。
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それを生み出す仕事のはずなのに。。
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どうせなら、
、
想像を超える仕事がしたいし、そうなれるよう頑張りたいなーと思った、マコッティの小言ブログでした。
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、
はい、終わり〜(^^)
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