「人生で1番緊張した日(動画あり)」〜カラーリストマコッティの毎日ブログ#110〜

TONI&GUY神宮前サロンカラーリスト店長の岩屋です。

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どんな人間かは コチラのプロフィール記事 をご覧ください。

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今日はいくつになっても大嫌いな

「緊張」についてのお話し。

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僕はどうしようもないくらい緊張してしまう人間です。

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見た目はあまりそう見られませんが、、

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人前に立つと、変な汗が吹き出て、心臓がぎゅっと締め付けられたような負荷がかかり、脚が震えます。頭が真っ白になりそうなのを必死に理性で繋ぎ止める感覚です。
毎回です。

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だから社内で話す時やセミナーする時、ステージに立つ時も、
“準備“をしてきたんだという微かな自信で、その緊張になんとか打ち勝つしかないんです。

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結論、こんな感じで毎回おこる緊張状態を克服する僕なりの方法は、

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「妥協のない準備」と「場数」

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しかないと思ってます、今のところ。

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ゼロにすることはおそらくできません。

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ただ、毎回緊張はするものの、

一度経験したことのあるシチュエーションは少し余裕も生まれます。

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そう、いかにしてこの僅かな”余裕“を生み出すか。

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これがとっても大切。

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心も一回負荷がかかったケースに対してはある程度耐性が出来てくるので、自然と余裕が生まれます。

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問題は、会ったこともない方々の前に初めてのシチュエーションで立つ時。

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中でも、具合が悪くなる、吐きそうになる、足は震えて地につかない、自分が何を考えているのかも自覚できない、

そんな”極度の緊張“に追い込まれ、

その場から逃げ出したくなった僕の

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“人生で最も緊張した日”

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があります。

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それは忘れもしない2015年10月4日ロンドン。

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毎年全世界約65カ国555店舗のTONI&GUYサロンに向けて総本山ロンドンから発信される、

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「TONI&GUY Collection」のMain Stage。

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このステージ上に立ったことです。

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当然発表するNew Styleのプレゼンは英語。

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オーディエンスは全員英語が話せるであろう世界中から集まったトニガイスタッフ述べ5000名。

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一緒にステージに立つのはTONI&GUY Worldの頂点に君臨する錚々たるアートディレクターの面々。

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自分がへなちょこなプレゼンをしようものなら TONI&GUY LONDONの名に傷をつけてしまうことになる。

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「なんでここに自分がいるんだ？」としか思えない状況。

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となりに代表の雑賀英敏氏がいてくださったこと、

ステージから見えるところにジャパンメンバー数名の顔があったこと。

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それだけが命綱でした。

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ご覧ください、さも死刑台に行くかのような入場時のこの表情を。

1ミリの余裕も感じられません。

とても具合が悪い気がしたということだけは覚えてます。

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数ヶ月話す内容を何回も繰り返し練習してこれでもかというくらい準備をしたのに、
当日のステージの時間が進むにつれてどんどん頭が真っ白になりそうなところを必死に自分を保つことで精一杯。

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そして迎えたその瞬間。

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順番にスタイリスト、カラーリストがプレゼンを終え、いざ自分のターンが回って来たその1分にも満たない数秒は、

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それはそれは死ぬほど長く感じました。
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ステージの模様は下の動画をクリックしてご覧ください。

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(マナーモード解除で音が聞こえます)
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おそらく数千人のオーディエンスは

「なんなんだあいつは？」という目で見ていた人たちがほとんどでしょうw

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ステージの後に

「お前本当に日本人か？」

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と何人かに言われたのは言うまでもありません。

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それからというもの、

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“あの緊張”を越えたことは未だありません。

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相変わらず脚が震えたり心臓がぎゅーっとなる現象は変わりませんが、

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“あの時に比べたら…“と以前よりも多くのシチュエーションで余裕を少しばかり持てるようになったのは事実です。

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そうすると準備してきたことのみならず、イレギュラーに対応できたり、コンマ何秒かでアイディアが出てきたりします。

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人間にとっても、”空き容量“ってのは大切なんですねー。

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自分の中でもプレゼンテーションや人前で話すといったことはどちらかというと好きですし、今では得意科目の１つなんですが、

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ヘアカラーと同じで、当然最初から得意だった訳ではありません。

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大嫌いでした。

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できるだけ避けてました。

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たくさん叱られたし、緊張してきたし、恥もかいて、失敗もしてきました。

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その度に”対応できるケースが増えた“というだけのことなんだと思います。

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極度に追い込まれる高い壁を超えた時にしか見えない景色や感覚って、やっぱりありますよね。

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緊張下に於いても、ほんの数パーセントだけでも成功の確率を上げられるよう、

このブログのように日々準備を積み重ねるのみです。

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はい、終わり〜(^^)

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