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2017-07-15

アートワークブログ, カラーリストブログ, スタッフブログ

「ブリーチ」〜カラーリストマコッティのブログ#212〜

TONI&GUY神宮前サロンカラーリストの岩屋( @makoto_tgjp )です。


どんな人間かは コチラのプロフィール記事 をご覧下さい。

恐れ多くも、近々とある出版社様からブリーチに関する取材のお話を頂きました。

ので、

頭を整理する意味でも、改めてブリーチの真骨頂とも言える”ホワイトブロンド“について、書くことにしました。

ここ近年、一般の方のブリーチに対する不安感みたいのなのが薄れつつある気がしてます。

街を見ても、ブリーチ必須なハイトーンを身に纏う方々も増えてきていると思います。

すでに多くの美容師さんやカラーリストが書いてると思うので、あくまでも一般の方向けに。

ここでは必要な知識とプロセスを、

外国人日本人のヘアを比べながら見ていきます。

ちなみに岩屋はプロフィールの得意技にも書いてるくらいなので、

ブリーチ大好きなんです。

無限の可能性“を秘めたマテリアルとさえ思ってます。(その代わり繊細に扱わないと思い通りにならないとっても難しいやつw)

おしゃれで綺麗なブロンドを身にまとい、外国人に負けない自信をもった日本人が増えてくれたら楽しいなぁ〜なんてことを日々思っております。

まず最初に伝えておきたいのは、

外国人、日本人どちらでも”ホワイト“は可能だということ。

では、何が違うのか。。

人種によってもともと持っている「髪の毛の色素(メラニン色素)」が違います。

写真で見るとこんな感じ。

日本人の地毛 


欧米人の地毛  

もう少し噛み砕くと、

日本人の持ってる色素は「赤味」が多いため、それだけたくさん”漂白”しないといけません。(ホワイトにするためにはこの赤味が邪魔になります)

絵の具の赤とか黄色を何回も何回も上から重ねてできた黒に近い色って感じです。

従って、

最も大切で必要なプロセスはずばり、

その邪魔になる色味(赤・オレンジ・黄)を剥がしていく「ブリーチの回数」。

回数が多ければ良いという訳ではありません。

写真で比べてみましょう。

日本人のホワイトヘア “(ブリーチ3回)


外国人のホワイトヘア”(ブリーチ2回)

どれも仕上がりは同じレベルの”ホワイト“。

違うのは”ブリーチ回数”です。

そこで必要になるのが、「正しいブリーチの知識」ですね。

温めたりして近道をしようとするのはもってのほか。(ブリーチやカラー剤は熱によって反応が促進する特性があります)

負荷をかければかけるだけ激しい筋肉痛がくるのと同じ。

それら強行作業によって、

ヘアが耐えられるブリーチの回数限度”まで制限してしまいます。

ということは、過去の履歴が把握しづらい状況をできるだけ回避するために、

日を分けて施術する場合でも、同じ担当者が施術するのに越したことはありません。

温めて短時間で仕上げたブリーチと、

自然放置でじっくりコトコト丁寧に仕上げたブリーチ

そのダメージレベルは一目瞭然です。

その当日も然り、その後の生活にも多大な営業を及ぼしてしまいます。

希望の色に到達しても綺麗なヘアでなかったら本末転倒。

美容師の自己満にしかならないですからね。

主役はあくまでもお客様とヘア。

これはブリーチを使わないカラーでも考え方は全く同じです。

希望の色に到達させるために、

何色が必要で何色が邪魔なのか

その色を最速で最も安全にコントロールできる薬剤と方法は

と、施術前に正しく診断してプランニングすることが最重要項目です。

42.195kmのフルマラソンを、コースも確かめず何のプランもなしに走り始めるプロランナーはいないですよね。

白は無理だよ」と美容師さんに言われたと来てくださる日本人、外国人のお客様が多くいらっしゃいます。

でもどうせなら、

いやいや、日本のカラーリストは作れるよ、あいつらやばいから

みたいに、言われたいですよね〜カラーリストは笑

確かに時間かかりますし、やる側もやられる側もかなりスタミナを要するので、そのサロン状況やシステムによっては難しいかもしれませんし、サロンさんによってはお断りするってことも出てくると思います。

ただ、

我々日本人美容師は、世界の中でも

抜群に難しい髪質“に日々触れているんです。

ですから、日本人美容師のカラースキルだけを見れば世界トップレベルを目指せるはず。

世界中の方々が、日本人カラリストを求めてサロンに来てくれる。

そう遠くない未来、そんな日が来ることを願って。。

得意科目を磨き続けたいと思います。

 はい、終わり〜(^^)

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