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2017-02-07
知的美容師の美的日常Part5
皆様の日常に失礼致します。
とうとう最終章
ヘアショーのコンセプトについてです。
⚫︎『枯れる』がどのように決まったか
12月7日、ショーについて色々考えていた時、子供と朝の9時半に心地よい天気の中散歩に行った。
紅葉がピークで近くの公園を見に行くと、風がちょうど良く綺麗に散っていた。(インスタでその時の動画のせてます。アカウント→shimamotofumiya )
綺麗だし色鮮やかだし『紅葉』にしようかと、思って色々考えたがどことなくしっくりとこないので悩んでいた。
その時、原宿店で頂いた胡蝶蘭が少し萎れていて、これも紅葉と同じように散っているけれど、また違う形だなーと
人は紅葉を綺麗というが、萎れていく花は悲しい気持ちになる。同じく枯れていっているのに、
花や木はそんな事とは気にしていなく、またくる自分の時期に備えている。咲くよりももっと真剣で本気で、明るくなく必死で、静かに落ち着いて、自分の最後と新たな始まりを繋げようとしている。
新しく芽がでる瞬間か最高潮の始まりであるならば、枯れ終えた時は最高潮の一歩手前、人生で2番目に美しい時期ではないか、、、
これが今回のショーで表現したかったことでした。
音楽はアシスタントの頃に渋谷でモデルさんを探している時、よくアコースティックギターだけで、路上パフォーマンスしていた岡崎 真さんの『restart』をつかわせて頂きました。(インスタ→Makoto Okazaki)
https://m.youtube.com/#/playlist?list=PLdnuGEzHyXhkIkNIJiZaVbu2_THR24bMk
私のスタイリストデビューよりも早くメジャーデビューされて、勝手ながら同じ場所で頑張っていたことから意識をしていました。笑
タイトル、雰囲気共に今回のショーで表現したいものと合っていて、感動し、フルタイム使って演出したかったので、ウォーキングにもこだわりました。
メイクのイメージ。生命力と静かな欲を表現
衣装はイメージに合わせて自作しました。
3回にわたって紹介させて頂きました。読んで頂きありがとうございました。
いろんな方の協力で自分の納得した『枯れる』が出来ました。ありがとうございました。
合言葉は「テンション高めに、腰は低めに同じやるなら全力で」
では、また近々、、、
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