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2016-12-05

スタッフブログ

僕がカラーリストになった理由

僕、私が『 カラリスト 』を選んだ理由
Vol23 TONI&GUY 名越 駿一


ニッポンでは希少なカラリストという職業を選択し、専門職として貫く一見変わり者集団?(中村太輔さんから引用しております)

何故カラリストを選んだのかを語り、次のカラリストへバトンを渡す。

カラリストリレー☆今まで書いて下さったカラリストの皆様

TONI&GUY 岩屋 真 Makoto Iwaya

imaii 中村 太輔 (Daisuke Nakamura)

BLANCO イサジ チカ (Chika Isaji)

FIRST 吉田 京介 (Kyosuke Yoshida)

kakimoto arms 熊倉 正和 (正和熊倉) kumakura masakazu 

CYAN MAKEUP ROOM 柴田 良介 (Ryosuke Sibata)

HAIR MAKE age 牟田 恭英 (Muta Yasuhide)

PIAKICHI 澤村 信宜 (サワムラ ノブヨシ)

M.SLASH 大貫裕作

GINZA松本平太郎美容室 Hiroyuki Kokune

Hair&Make POSH 坂上 岳

フリーランス カラリスト 中村 麻衣

BLANCO 佐伯晴香

imaii 澤田梨沙 澤田梨沙

ladiance&co 塩崎 江梨

Nana Fushimi ( London )

Kaori Nomura (New York)

  岩上晴美 (kakimoto arms)

奥田 茜 (FELICITA)

 SNIPS 小熊 滋

taacoba 井出 暁仁

TONI&GUY  赤津 まゆ美

数多くの先輩方からまさか自分に来るなんて!!とおそれ多い気持ちもありますが、いつか自分にも来たら嬉しいな、との思いもあったので書きたいと思います。

このブログをきっかけにはじめましての方もいると思いますが、是非読んでいただけたら幸いです。

どうしてカラーリストになりたいと思ったか…

「誰かと違う事がしたい、後は直感」

ずいぶん思いきった事したな、って今さら思います。

そもそも美容師になりたいと思ったのも、ある意味直感でした。

茨城県の片田舎で育ち、小さいころもどちらというと引っ込み思案、みんなと同じでいい、ある意味今とは真逆の生き方でした。

そんな少年が、高校生になり色々な事に興味を持ち始めみんなと違う事がしたいと思い始めました。

今までしたことのなかった事にとにかくやってみたかったんですね

部活で武道をしてみたり、音楽好きだったので楽器を始めたり、そうしてるうちに少しずつおしゃれに興味を持ち始め、美容室に行き髪型を片サイドを刈り上げた当時で言う2ブロックにしたりw

髪型を毎回変える事がとても楽しい事に変わって来ました。

そしてある時思ってしまいました!

「美容師になろう」

案の定もめました。家族にも学校にも笑

大学のオープンキャンパスにも行ってて当たり前のように大学に行くものだと思っていたら、いきなり美容師。

もう大学には行かない、美容師になるから!

の一点張り

説得というよりは永遠に家でも学校でも駄々をこねて半ば諦めのような形で認めて貰ったのを覚えてます。

ホント直感で自分の人生を決めてしまいました。

これが美容師になろうと思ったきっかけです。

その後美容学生になり、海外で仕事がしてみたいと思い、色々なサロンがあるなかで決めたのがTONI&GUYでした。

海外にもサロンがある、外国人のお客様がいる、毎年コレクションを出していてそれがとにかくカッコいい!

ここしかないと思って受けました。

無事入社が決まり、僕の美容人生のスタートが始まる!!予定だったのですが…

新人研修で事件は起こりました!

新人研修最終日、当時オフィスで最後面談がありました。

「カラーリストどう???」

「え???」

「研修見てて思ったんだよね。ちょっと考えといて」

「はい…」

もしかしたら違ったかもしれませんでしたが、僕のフィルターではこんな感じでした。

ジャニーさんのYouやっちゃいなよ!!

みたいなノリで

動揺する自分。美容師ってハサミ持ってなんぼでしょ?そのために東京来たんだから!!!

でも、気になって来てしまったんですね。

次の日からホイルワークのヘルプをしてみたり、いきなり相談してみたり、カラーリストの仕事を観察してみました。

仕事がとにかくカッコ良かったんです

カラーしてる姿勢、作るスタイル、カラーへの思い!!

一般的な美容師とは違う世界、カラーの世界で仕事をしようと直感的に思いました。

美容師になってからも人と違う事がしたかった事がカラーなら出来る気がする!!

そうしてカラーリストの道を選びました。

いま思い返せば、決してデビューするまでも順調ではありませんでした。

同期よりも技術進行が遅かったり、震災があったときには、外国人のモデルさんが見つけられないくらいいなくなったり、練習がうまくいかなかったり。

でも、毎日はすごく刺激的でした。

デビューしてからもいまでも変わりません。
あの日のカラーリストどう?がなければ今の自分はなかったかもしれません。

当時でなく何年か時がたってから知らされた、実はあの言葉は先代の先生が言っていたことも、今のカラーリストの人生に響いています

これから先もカラーを通して色々な事に挑戦したり、カラーリストとして少しでもカラー業界に貢献できればと思っています。

まだまだ若手な自分ですが、このリレーに参加させてもらい、ありがとうございました。

次は、カラーリストの集まり通称変人会でもお世話になりましたimaiiの高橋拓也さんにバトンを渡します!!

 
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