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2017-03-22

カラーリストブログ, スタッフブログ

「発信に責任を持つ」〜カラーリストマコッティの毎日ブログ#139〜

TONI&GUY神宮前サロンカラーリスト店長の岩屋です。


どんな人間かは コチラのプロフィール記事 をご覧ください。

今日のテーマは、きっと賛否両論

今、多くの美容師さんがヘアスタイルをSNSでたっくさん発信しています。

事実、インスタやTwitterを見てご来店されるお客様も少なくありません。

ヘアカタ代わりに使って頂くのもよし、どんな美容師なのかプロファイリングに使って頂くのもよし、

5〜10分の挨拶程度の立ち話よりも、SNSアカウントページはよっぽど人間性が見えるかもしれません。

今日記事にしたい論点は、

発信するヘアカラー

について。

お客様もインスタ投稿からタグ検索して、イメージしているスタイル写真としてお持ち頂くことが多々あります。

そこでかなりの確率で一言こちらからお伝えしなければいけないこと。

発信されている多くの色は、フィルター加工されている

という事実。

あと、”光の種類“。

コンサルテーションでは、

必ずここに触れなければなりません。

お客様からしたら、

え、この色にならないの?

とか

ブリーチなしでいけるって書いてあるけど…?

とか。。

写真で見た方が早いですね。

こちらが加工なしの写真。


んで、こちらが加工ありの写真。


並べて見ましょう。


微かに残る温かみも消えて、すっかり人気がありそうな色に変わってしまう訳です。

もう、別物です。

でも実際は、

ブリーチしないといけない

ブリーチ1回だと厳しい

数回通って頂く必要がある

などなど、

事実をお伝えしなければならないことも少なくなくて。

なんか、

ページの見映えを良くするのは当たり前ですし、

その加工作業が楽しかったりするんですが、

お客様にとってみればそんなの全然関係ない話で、

てか、何のためのヘアカタなの?」

って思われても仕方ないのかなぁと。

これ、加工されてる色なんです。」

この写真、パーマじゃなくてアイロンで巻いてるんです

ていうカウンセリング中の技術者の声を良く聞きます。

大切なのは、

本当にちゃんとベースコントロールできてるのかとか、

お客様の生活の中でちゃんとその”目指す色“に見えるのかとか、

そういうところだと思います。

インスタとかはビジュアルエンターテイメントだと思うし、それが醍醐味でもあります。

ですから発信する以上、

実現する知識と技術

という責任を持たないといけないなと強く思います。

美容師が表現することお客様のニーズがちゃんと線で繋がらないといけないなと。

写真を見ながら、

この色にして下さい

というオーダーは、

ある意味カラーリストの真価が問われます。

(と、僕は思ってます)

それが自分でしたカラーじゃないのであれば尚更。

このまま進化し続けるカラー剤のスペックや、アプリの加工技術に頼る状態が続いた行く末は、

美容師の根本的技術力低下

が待ち受けてそうで…。

そんな事態を回避するため、自分もまだまだ学ぶべきことが山積みですし、

そういったデジタルな”時代の産物“と上手く付き合っていきたいなと思う今日この頃です。

はい、終わり〜(^^)

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