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2017-03-21
「トレーニングの真髄」〜カラーリストマコッティの毎日ブログ#138〜
TONI&GUY神宮前サロンカラーリスト店長の岩屋です。
どんな人間かは コチラのプロフィール記事 をご覧下さい。
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少しプロフェッショナル向けの記事かもしれませんが、
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美容師アシスタントや入社間近の学生さん、そして一般の方も読んで頂くと意外にほうほうという内容かと思います。
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今日はオフ日ですが、久しぶりにカラーリストアシスタントのトレーニングを見ていました。
パートナーは我が神宮前サロンシニアカラーリスト、同じくTONI&GUY講師資格をもつ
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赤津まゆ美
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カラーリスト講師2人体制でみっちりコーチング。
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“あらゆる角度からの観点で、トレーニング精度を上げる”
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ためには、ある意味色々な技術者のセカンドオピニオンが必要なんじゃないかと思います。
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サロン内でのお客様の視点は、セカンドオピニオンどころではありませんから。
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お客様の数だけ視点があります。
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失敗は許されません。
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なぜなら、料金を頂くから。
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無料でさせて頂くトレーニングは、技術者としてサロンでお客様を担当する際に、そうならないようにするためにあるもの。
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そう、トレーニングは”ラッキー“で上手くいっても仕方ないんです。
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トレーニングでは、たくさん悔しい思いもするし、中々結果が見えず歯痒い思いもします。
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でも、
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“思い通りにいかない経験をする”
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ことこそが、トレーニングの真髄なんだと思います。
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もちろん、モデルさんにご協力頂いているので、モデルさんがハッピーになれる範囲内での話です。
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そこから外れないようにするために講師が付き添っています。(TONI&GUYでは、そういった部分も含め了承して下さるモデルさんに承諾書を書いて頂き、トレーニングにご協力頂いています)
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技術者はモデルさんやお客様がハッピーになる範囲よりも、さらにど真ん中のクオリティを常に狙い続ける使命があるんです。
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例えばヘアカラーのトレーニングで言えば、
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“赤系の色”
がモデルさんやお客様の”満足する“範囲だとしたら、
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カラーリストは、赤系ではなく、さらに的を絞った”赤“を狙って、感動を目指さしています。
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一流の技術者を育てるということは、
そういった部分には絶対妥協をしない。
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プロ意識を育てるということだと思うんです。
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「上手くいかない方法をたくさん知っていて、その体験に基づき自信を持って失敗を回避できる技術者」
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と
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「トレーニング段階では上手くいかないという経験をほとんどせず、とんとん拍子で進んできた技術者」
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お客様がどちらの技術者にお願いしたいか?
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を考えて、講師は”教育“をしています。
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この選択肢にも“絶対”はないかと思いますが、
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僕はアシスタント時代に失敗をたくさん経験している技術者の方が、魅力的に見えてしまいます。
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魚を釣ってあげるのではなく、”魚の釣り方”を伝えてあげなければいけませんね。
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はい、終わり〜(^^)
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