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2015-05-15

カラーリストブログ, スタッフブログ

どのくらいまでブリーチすれば「外国人風」が作れるの?

TONI&GUY JAPAN 原宿神宮前サロンカラーリスト/店長のイワヤマコトです。カラー専門の美容師です。

  

今日は前回の投稿で少しふれた、近年検索ワード上位の「外国人風カラー」について少し深く触れてみます。

外国人風と言っても、実際かなり幅広い解釈があります。どこからどこまでを外国人風というのか、はっきりした定義はないと思います。

ただ一貫して言えるのは、「日本人が本来持っている色味ではない」ということ。

逆を言えば、その一般的に外国人風と言われるような透明感のあるカラーを手に入れるためには、日本人が本来持っている色味を「取り除く」必要があるんです。

さて、ここからが本題。

では、いったい「どのくらいブリーチすればその外国人風が作れるのか」を、写真と共に見ていきましょう(あくまでも一例です)。

*外国人風カラーのトーンと定義みたいなのを分かりやすくリアルに伝えたいので、モデルさんはあえて純フランス人のTINAで。

まずビフォアの状態  

実際ここからでもすでに外国人風カラーは作れると思いますが、もっと透明感を増すためにはここから前回入れた色素を取り除く必要があります。(本人の希望だったので)

その状態がこちら。 

 

どうでしょう、このくらいの黄色味が残った金髪だったら日本人のヘアでも実現できそうですよね?

これで色を乗せる画用紙が完成した感じです。

この上からカラー(明るさをコントロールする薬剤、黄色味を消す薬剤のバランスを考えてミックス)を塗布すると…

  
こんな風に仕上がります。

先にも書きましたが、もう少し明るさを抑えた仕上がりをご希望の方は、ビフォアの状態くらいのベースがあれば十分実現できます。

結論、外国人風カラーを作るのに大切なのは「邪魔をする色素(赤みや前のカラーの濁り)をしっかり取り除く」ことです。

どのくらい取り除くかはご希望の仕上がりによって左右されるので、写真を一つの目安として頂ければと思います。

もちろん、ブリーチはヘアに負担がかかるものですので、キープしたいコンディションやどこまで「外国人風」を実現したいかをしっかりカラーリストにご相談下さい!

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