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2015-03-06
TONI&GUYの「美容師」とは?
TONI&GUY JAPAN 原宿神宮前サロンカラーリスト/店長のイワヤマコトです。
ヘアカラー専門の美容師です。
今日は「TONI&GUYの美容師」ってどんな仕事してるの?ってことについて少し書きます。
普段お客様には、担当者となかなか都合が合わず予約が取れない、という多大なるご迷惑をおかけしてしまっているかと思います(最も改善すべきことかもしれません)。
そこで電話越しに良く耳にする言葉があると思います。
「○○は外部の仕事のため……」
外部の仕事って一体何なの?と。
混乱を避けるためお客様には分かりやすく内外部の仕事、といった呼び方でお伝えさせて頂いてますが、今回は我々TONI&GUYの美容師のその「内外部の仕事」について少し詳しく。。
まずTONI&GUYでは大きく分けて3つの仕事があります。
- サロンワーク
- アートワーク
- エデュケーションワーク
1のサロンワークはご存知の通り、サロンでお客様を担当させて頂く仕事ですね。
TONI&GUYで全てのベースになる最も大切な仕事です。お客様がいなかったら何も出来ません。自分を表現する場すら与えてもらえません。このサロンというフィールドで、いかにベストパフォーマンスを発揮するか、そのために日々どれくらい準備をしているか、そのプロフェッショナリズムが必要不可欠になります。
2のアートワーク、これはFacebookやさろんのブック、モニターで見かける方も多いと思います。
フォトコンペティション用にこんなのを撮ってみたり、
こんな風に人毛で出来たエクステ(我々はピースと呼んだりします)をファッションショー用に夜な夜な作っていたり、
業界雑誌に掲載して頂くためにこんなのを撮ってみたり。
と、アートワークは非常に幅広いのですが、1のサロンワークでお客様を担当することが「継続美」だとしたら、2のアートワークは「瞬間美」ですかね。
写真でも、ステージでも、その一瞬のために膨大な準備をし、時間を費やさなければなりません。それ故、サロンを終日空けさせて頂いているのです。
このサロンワークとアートワーク、全く質の違う仕事なのですが、実は非常にリンクしています。いつも僕はスタッフに
「つねに5%お客様の想像を超える努力をしよう」
と話しています。お客様の想像の範囲内では満足止まり。想像を超えられて初めて感動に至ります。そのためには日常的なサロンワークだけでは足りないんです。ひらめきや創造力を養う、アートワークというスパイスがどうしても必要になるんです。
もちろん、別にそれを求めないお客様もたくさんいらっしゃいますし、そう考えない美容師もたくさんいると思います。あくまでも僕のキャリアで感じてることです。
ですから、このアートワークも言わば先に書いた、サロンワークでベストパフォーマンスをするための「準備」に他なりません。
そんなこんなで長くなってきたので、3のエデュケーションワークについてと、この3つがどうリンクして美容師の仕事に影響を及ぼしてるかっていうクライマックスは、また次回に回します笑
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