NEWS

2018-03-12

スタッフブログ

エジプト旅行記最終回!古代人との知恵比べ!最終日はあの歴史から抹殺されたエジプトが誇る300兆円の財宝とご対面!ネゴシネーター中込!旅の最後にふさわしいグサっときた言葉。。

皆様のドンピシャになりたいドンピシャ美容師のブログです~

どんなドンピシャ美容師かはこちら→中込プロフィール

中込Instagramはこちら→中込Instagram

2月25日(中込が誕生して3日目)

もう最終日だ。。最後だから朝食は、気持ち多めに食べとこう。

目的地の途中、世界で最初の大学『カイロ大学』を発見!

ラストdayは古代エジプトの至宝が集まる『エジプト考古学博物館』

ツタンカーメンの秘宝や歴代の王、王妃のミイラなど貴重な歴史的遺物が12万点も展示されている場所!

中でもやはりツタンカーメンの黄金マスクは規格外!約300兆円の価値があり、アメリカの国家予算1年分に相当する。

では行ってみよう!

建物自体が遺跡みたいな歴史ある博物館!今は、展示物が半分くらい、新しくできる博物館に移されたそう。

移動や修復には、なんと早稲田大学が携わってるそうです。日本とエジプトの共同プロジェクトみたいですね。誇らしい!

まずは、4500年前からパピルス(世界最古の紙)で、その時の出来事など書いて記録している人の像。話を聞く為に耳を出しているらしい。

大英博物館にあるロゼッタストーン!これで、ヒエログリフ文字が読めるようになった世紀の大発見!

地球上で1番硬い閃緑岩という岩でできており、花崗岩より硬いのに、こんだけ綺麗に磨くのは至難の技の為、エジプトでは1番優れた像と言われている。

4000年前の木で作った木像(ちょっとうちのスタッフの舘野に似てる)

この像は、目が水晶でできているので、フラッシュで撮るとキラキラ光ります!

あのピラミッドで有名なクフ王の姿が分かる現存する唯一の像。この7cmの像しかない!

4000年前の職人たちの像。

エジプトはパンやビール、ワインも発祥の国!神様への捧げ物として4000年前からありました!

ハトシェプストは女性だけど、女性初の王として男っぽくする必要があった為、見た目強そうに作られたり、描かれたりしてる。鉄の女とも言われている。

ツタンカーメンのお父さん、アクエンアテンの像。

こんな出で立ちだったわけではなく、昔の政治家達が王様を嫌って意地悪で、こんな形にしてしまったらしい。他の王たちは筋肉質なのに可愛そう。

昔も今も甘える時は指を加えるんですね。

世界初の折りたたみ式ベッド

世界で最初の扇子

世界で最初のゲーム

世界初の服を着せるマネキン

ツタンカーメンのサンダル

ツタンカーメンの玉座

内臓を入れるカプノスという容器。

葬式の時に使う内臓だけを運ぶもの!上にいるのは、ミイラの神様アヌビス神!

そして、

ツタンカーメンマスク!(写真NGなので、遠くからズームで撮りました。少し荒いですが、ピッカピカでした)

全くすごさがわからないと思いますが、実は、棺の方が凄い。だってマスクは金11kgなのに対して、棺は金111kgw

ミイラ室は今回はやめました。(u_u)激混み+別チケットでお金取られるし、写真撮れないし、3000年前のファラオとご対面したかったけど、今回はやむ無し。

そのあとは、

イスラム地区の『モハメド・アリ・モスク』

モスクというのは、イスラム教の礼拝堂のことです。お祈りする場所。

ドーム天井から吊るされたランプはとてもキレイでした。

祈りデザインカーペット!

祈る場所多いなぁ。少し歩くとすぐあります。

好きな場所に行けるわけではなく、住んでいる場所によってモスクは決まっているそう。

モスクの外から見た景色は、絶景とまではいかないけど、一人でぼーっと魅入ってしまう。

迷路のような巨大都市『ハン・ハリーリ市場』

一応一大ショッピングゾーンにも行きました!

大抵のものはここで揃う、カイロ屈指の巨大な市場!

基本は値段が付いてないので、交渉して値段を決めていく。

かつてネゴエーター中込と言われた交渉術で頑張ります!

基本はセールストークで、定員の言い値はほぼ100%定価ではない。

そこから交渉して値段を下げていきます。

みんな定価じゃないことを知っている上で交渉するって、全く意味が分からないwなんという文化なのでしょうか。

何回か面白そうなのでやってみたのですが、言葉以外にも去ろうとしたり、困った顔をすると値段下がっていきます。まぁ、今回は全然良いものがなかったので、普通に去りました。

Mr.ガマル「帰る時間です。」

ついにこの時が来てしまいました。

バケーションの最終日というのは、ほんとにテンション下がりますね。。

シブシブ空港へ向かい、Mr.ガマルとはここでお別れ。

遺跡や神殿の説明以外にもたくさんのことを教えてくれたガマルさん。とても分かりやすく、助かりました!是非エジプト行く際はガマルさんを指名した下さい(指名できるか分からないけど)

あとは、オサマさん。

彼もガマルさんのアシストで、現地で旅が快適になるように働いてくれました!ありがとう!

語尾に必ず「・・・よ!」って口癖で言っちゃってるからそこを直せばもっと日本語上手くなりますよ。

「おはようございますよ」

「パスポート見せてもらいますよ」

「ありがとうございますよ」

「ドライヤーはここですよ」

「また会いますよ!」

「ここに書きますよ!」

「さよならですよ」

そして、エジプトを離れる前に最後に会ったのが、おしんを見て育ち、花より団子のF4に憧れ、ドクターXで日本語の勉強をしている、もーちゃん。

日本が大好きみたいで、すぐにでも住みたいそう。

もーちゃんの口癖は、語尾にどーして?と言うこと。なぜならば、という意味で使っている。

もーちゃん『私は日本が好きです。どーして?日本の制度が好きだからです』

もーちゃん『私は日本が好きです。どーして?日本がフリーだからです。』

もーちゃん『日本は、お金持ち少ない。でも貧乏も少ない。真ん中多い。エジプトは、お金持ち多い。でも貧乏とても多い。真ん中はいない。』

もーちゃん『日本は、貧乏でも車あるし、家あるし、国からお金出るから、生活できるけど、エジプトはできない』

もーちゃんは、日本の保険制度が素晴らしいのと、とてもフリーな国だと言っていた。

エジプトよりがんじがらめなルールに縛られてる日本を自由だなんて。どうして?と聞いてみると、

もーちゃん『私はエジプトにいるイスラム教徒。毎日お祈りをしなければならないし、宗教の掟がある。』

もーちゃん『お祈りが悪いとは思わないけど、私はキリスト教の友達もいるし、日本人の友達もいる。

本当に大切なのは、お祈りじゃなくて友達に心が広いと思われる人間であることでしょ?』

・・・・。

なんか旅の最後にふさわしいグサっとくることを言われて、考えさせられましたね。

そんな中、帰りの飛行機で日本人同士が椅子を倒す倒さないで嫌味ったらしく喧嘩していた。

絶対こうはなりたくない。お願いだから海外の方の日本に対するイメージを崩すなよ。

エジプトは若者が多いのですが、失業者がかなりたくさんいる為、今の高齢化ジャパンとは逆。エジプト政府が1番考えなければならない問題らしい。

また、南アフリカのケープタウンでは、来月から水が出なくなっちゃうみたいでとても深刻で、大変らしいです。人が増えて、干ばつによって、数分シャワー浴びるよりも少ない量で1日暮らさないとやっていけないという、かつてないほど深刻な渇水危機。

水道の水が使えなくなるって・・・。

美容室で働く僕にとっては、グサグサと響くお話でした。

ただのルールや規則と人の為のルールと規則。

「世界を知る」って大事ですね。

自分の価値観を変えるために来たエジプト。変えるという言い方は間違いでした。

中込は、今の自分自身の価値観を知れていなかった。自分の価値観を知らないのに、それを変えることはできないですね。

今の世界に対しての自分の価値観を知ったことで、新たな価値観を知ることができた!と同時に、世界の変化を知ることもできた!

素晴らしい体験でした!

5000年前の古代文明を知ったことで、逆にSFのような世界を想像をさせる魅力的な遺物には、作品作りのインスピレーションが湧く素晴らしいアイディアも与えてくれました!

ありがとうエジプト!

シュクラン

 
カテゴリー
スタッフブログ
タグ
,