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2017-03-04

Art Work, スタッフブログ, 原宿サロンよりお知らせ

ヘアカタの在り方。 【 ドンピシャ美容師のブログ 】 vol.58

皆様のドンピシャになりたいドンピシャ美容師のブログです〜

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今回は誰もが見たことのあるヘアカタ(ヘアカタログ)についてのお話。

サロンワーカーでもセッションワーカーでも、美容師さんは必ず作品撮りをします。


なぜかというと、それが自分の名刺代わりになるから。

自分のテクニックやテイストをヘアに落とし込んで、僕の感性はこんな感じです!こんなテクニックが得意です!

と、まだ見ぬ未来のお客様にアピールする。

近年、SNSのおかげで個がよりキャラを出していける時代になったことで、サロンイメージや、トレンドなどのビジュアルの見せ方にも個性が出てきた。

また、各個人が撮っているサロンスタイルでの「ヘアカタ」への力の入れ方も大きく変わってきている。

多くのお客様は、いわゆる雑誌、ネット上での「ヘアカタ」と言われるものを参考に髪型を決めて、サロンを決めて、美容師を決めて行ってみようかなと判断するわけだが、

ここ数年、ファッション雑誌のワンシーンでプロモデルのさりげないヘアスタイルを希望されるお客様が多くなってきている。


ご来店されてからヘアスタイルを決めるお客様も、サロンにあるヘアカタではなく、それよりも好きなテイストの雑誌に出てくるモデルさん達を指差す。

何年も前からその傾向がある為、美容師さん達には当たり前に聞こえるかもしれないが、

ヘアをメインに考えた写真よりも、よりリアルな日常の1ページを選んでいるお客様が増えている。


日常のヘアは、乱れてて、髪が顔にかかってたりするが、それが自然であってそこに「飾らないかっこよさ、可愛さ」を感じる。

選ばれる理由がそこにある。

その手を加えてないような作り込まないリアルなヘアスタイルが多くの人の共感を得ていて、

そういうリアルヘアを意識して、多くの美容師さん達が個人個人の思う「ヘアカタのあり方」を撮り続けている。


きちっとしてしまうのはプロのクセだが、ヘアだけを意識して作るスタイルは、もうすぐ需要がなくなるかもしれない。(必要な場合はある)

あえて、自分でやったかのような、そのナチュラルさや、空気感、ストーリーを感じさせることでお客様とのニーズのズレがなくなり、

「いいなぁ、この感じ。」

と、素直に共感してもらえるのかも。

美に対しての価値観や、質がグングン上がってきている世の素敵な女性達に向けて、これからも頑張らねば!

それこそがドンピシャ美容師!

と、深夜、ふ菓子を食べながら、ウォーキングデッドに出てくるゾンビを殺しまくってるキャロルのヘアスタイルに見惚れながら決意した!

もうすぐTONI&GUYJAPANシーズントレンドヘアスタイル出ます。


お楽しみに〜

 
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