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2015-03-14
『よし、今日もバッチリ！！』中込です。
皆様はいつも仕事や学校に行く前に、ご自分でスタイリングすると思います。洋服も自分で選ぶし、女性だったらメイクもします！全て終わった時に思うこと！
『よし、今日もバッチリ！！』
って感じで玄関を出ると思うんですが、
では質問です！！
その『可愛くキマった！』『カッコ良くキマった！』『今日もバッチリだ！！』って思うその瞬間、自分の中で何が起こったのでしょうか？なんで自分でそう思うか考えたことありますでしょうか？
鏡の前で髪型がしっくりきたと思うのは具体的に何がいい感じだと自分で思ったのか？逆にうまくキマらない、しっくりこないといった感覚になるのはどーしてか？
じゃあちょっとシチュエーションを変えます！
美容師目線です！
お客様を担当して仕上げがすごく決まってお客様も
自分もすごく納得いった時ってあると
思うんですけど、それって何で完璧と言えたんだろうと考えたことありますか？
もちろん、お客様の要望に答えられたとか、
切り抜き持ってきてその通りになったとか、
色々あると思いますが、似合ってるなぁ
っていう感覚はどこから・・・？
クリエイティブをする意味はここにあります！
ヘアクリエイションはサロンスタイルの延長線上にあります！
前回の記事にも書きましたが、
美容師アシスタント時代はいいものをたくさん見る！別にヘアスタイルだけじゃなくて絵とか写真とか言葉とか人とかなんでも！
そして、『これ好き』っていうものと出会えた時、
なんでそう思えるのかを考え、それを具体的に書く！こんな勉強をして、さらにはその感性を
ヘアという形で表現しそれを作品撮りしたりします。
こんな勉強をしていくとどーなるか、
まず、自分の好きなジャンルが分かってきます！
そして『完成された美』を見ていくと美的感覚が
磨かれ、その人には何が似合うかなんとなーく
分かるようになってきます。
さらに続けていくと、具体的にこの部分をこうしたらもっと良くなる！と思えるようになる！
『似合わせ』ができるようになれば完成したバランスをあえてクズして個性的にオシャレにすることも
できるようになります。
そう思える『眼』を鍛えるなら『いいものを見る！』これが1番手っ取り早いです！
ただ、最初は当然こういう表現になります。
『なんかかっこいいー』『なんかかわいいー』
・・・。
一般の方ならまだしも、美容師目線でこれではプロとしてヤバイ。だって理由がないですもん。
かっこいいー、かわいいーと思うのはどこ？なんで？
それを具体的に言えるようになった時、自分の眼がレベルアップしたことになります。
ヘアサロンのカウンセリングはとても重要です。
ですが、まだ眼の肥えていないアシスタントがカットの練習してる時なんかは、まだまだ表現力の乏しい会話をよく聞きます。
『ここを切ってあげるといい感じに可愛くなりますよ』
『シャラーーッッップ！！！』
まったく意味がわかりません。
当然モデルさんも意味分かってないと思います。
その部分をそういう切り方でどれくらい切ると
どういう効果があってモデルさんがどう印象変わるのか、現状のスタイルよりも切ることで
どう良くなるのかを伝えないと切り終わるまで
ずっと不安なままです。
眼が肥えてるモデルさん、お客様だったらどうでしょう？
職業に美という字が付いている以上、常日頃からいいものを見て自分の感性を磨いてセンスの良い美容師になる努力をしているわけです。
感性磨きは仕事です。なので、僕の趣味は撮影（感性磨き）となるわけです。
皆様も是非、時間がある時はいいものをたくさん見ましょう^_^そして、朝のスタイリングの際には、
少しだけ鏡を見る時間を増やしましょう！
もっと素敵なシルエットが見つかるかもしれませんよ^_^
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