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2016-12-03
Art Work, スタッフブログ, 原宿サロンよりお知らせ
僕の求めるスタッフ像。嫌いなスタッフ像。甥っ子に1+1の答えを聞いてみたら・・・
まずは、お礼を。
ゴホンッ。
『先日は原宿サロン20周年パーティーにお越し頂きまして、本当にありがとうございました!!たくさんの方々に祝って頂き、スタッフ一同こみ上げるものがありました。今後とも末長く宜しくお願い致します』
今回僕は20周年パーティーでの、目玉イベントであるヘアショーの責任者をしていたわけだが、
普段、僕達アートチームが行っているクリエイティブワークを、ご来店頂いている沢山のお客様に自サロンで披露するのは、初めてに等しい。
他のスタッフよりあまりサロンにいない身なので、こんなことしてます!という絶好の機会になった。
ショーは無事に大成功。
正確には見てないので、周りの声での判断だが、お客様からの反応はとても良かった。
その時思ったことがある。
ヘアを完成させる為、事前にヘアショーの選抜メンバーを組んだ。もちろん組むからには腕利きのメンバーである。僕から何にも言わなくても自分のやり方と感性でさっと作れるショーに慣れているスタッフだ。
アイディアのバリエーション、使いたい道具がない時でもなんとかしてフィニッシュまで持っていけるセンス。
その一瞬一瞬を自分の成長だと感じながらワークする人。
それが無意識だとしても。
僕はそういう人間が大好きである。リーダーをする上でこんなに楽なことはない。
今回のメンバーは全員がそれを持っていた。
時間に追われ、ピリピリはしながらもそこには楽しさがある。
毎日がそんな現場だったらどんなに楽しいか。
ただ思うがままに遊ぶ。ではなく、理解した上で遊ぶ。
ビシッとスジの通ったクリエイティブを作れるとホントにハマる。
そういう受動的ではなく、能動的なメンツが集まるチームというのほんとに強いと思う。
そして、もちろんのことながら『知りませんでした。どうやるんですか?わかりません。』などと言う自主的に動かない受動的な人が多いのも事実。
事前に情報がなくてもそのことに対してどうすればいいか考えもしない人達。
しかも、それが、好きなのか、嫌いなのかも示さない。
ただただ、言われたことを中途半端にやるだけの人。
僕の中で言われたことを完璧にやる人を完璧と褒めたことはない。それは完璧ではないからだ。
言われたことに+してのっけてきてこそ完璧と言える。
そうしないと個人、会社、共に成長しない。
どこかの有名な美容師さんも言っていたが、今の世の中、なんでも調べようと思えば調べられる時代。予習材料(勉強)は早朝だろうが、夜中だろうがいくらでもあるわけである。
コミュニケーションの一環であればまだいい。ホントは知ってるけどあえて先輩や後輩に聞くみたいな。
本来であれば何をするではなくて何をしてあげるかの仕事が美容師なわけで、組織の中で動く以上能動的な人財が評価されるのは必然。
得意不得意はあるにしろ、できるできないではなくてできないならできるように努力するのが、当たり前。
人に聞くっていうのは答えではなく学ぶ手段だということを理解してるかしてないかでかなりの差が出てくる。
この業界は、1+1=2でない場合もある。
その時に答えだけを求めていると1+1=3になった時に全く機能しなくなる。
まずは1+1がなぜ2になるかを考えて、さらに2以上になるんじゃないかと考えて行動する。
その方が絶対楽しい。
今日、甥っ子が泊まりに来ていて1+1は?と聞いてみた。
『誰だと思ってるんだ、亮太くん、斎藤さんだぞ〜。』
だった。甥っ子の今後が楽しみである。
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