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2016-11-09

Art Work, スタッフブログ, 原宿サロンよりお知らせ

世界の最新トレンドって何ですか?と聞かれた時、TONI&GUYのスタッフはこう答える。(本論) 

昨日、無事に年に一度のビックイベント『フューチャーズロード』を大成功で終えることができた。

今年で13回目を迎えたロンドンチーム来日によるTONI&GUY UK&JAPANの単独ヘアショー。

毎年3000人以上の来客者が集まるこのステージライブでJAPAN初披露となったNew Collection『duality』

早速明日から台湾の受講者に向けてセミナーをするので、しっかりと耳をかっぽじってよく聞いた。

今までとコンセプトがまるで違う。

セクションパターンは3つ。

だが、ヘアスタイルは25ルックある。
どういうことか。
1つのセクションパターンで1ルックではもう間に合わないからだ。
何に間に合わないのか?

世界のファッション業界にである。
TONI&GUYのモットーとして、

『キャットウォークからお客様へ』というコンセプトがある。TONI&GUYのトータルビューティーの哲学だ。

ヘアとファッションは切っても切り離せない中で、

今、ファッション業界がどうやら大きく変わろうとしているようだ。

『キャラクターキャスティング』
今までファッションの世界でモデルはマネキンのように扱われてきた。

過去のファッションショーでは全員同じルックが当たり前だった。統一してポニーテールだったり、同じテクスチャーだったりと全てのモデルのスタイリングは1つのルックで統一するのが、ベーシックであった。

だが、最近、アレキサンダーワンや新進気鋭のハウスオブホランドなど各メゾンがモデルのキャスティングの際にキャラクターを重視してキャスティングしている傾向がある。

モデルの素材を生かす、キャラ立ちしているチョイス。
つまりは、個性重視。
ゆえに個性を引き立たせるスタイリング!
今世界のファッション業界は個性をどれだけ引き立たせるかが最も大事になってきている。
我々美容師もこの現象が起きているということを深く考えなければならない。
今回のドュアリティコレクションが今までのコレクションとは必然的に違うのも納得だ。

コレクションブックを見てみると、

今までのような1つのセクションパターンで1スタイルではなく3つのシンプルなセクションパターンからレングス、引き出し方、などを自由に変えていろんなパターンができるぜと説明している。モデルやお客様の個性を最大限に引き立たせられるようにと。

シーズンによって、それを変形させることもできるので、同じセクションで何通りものスタイルが作れてしまうのが、今回のドュアリティコレクションだ。
さらに美容師自身の個性も入ってくるので、そのスタイル数は無限となる。


前から少しずつその傾向は日本でも起こってはいたが、TONI&GUYのようにエデュケーションとして似合わせがテキストになってきている事実。
さて、

近年、

SNSのおかげで個人がキャラを出していける時代になった。
1日で一躍時の人となれる仕組みとなっている。

次回はその一躍有名になったモデルケースと物の捉え方、『レボリューション』革命の時代について書こうと思う。

 
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