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2016-11-05
Art Work, スタッフブログ, 原宿サロンよりお知らせ
『みんなも一度は使ったことのある『あれ』を使った結果、こうなりました。
前回のあらすじ
我らがTONI&GUYJAPAN代表取締役社長雑賀英敏が、自らコームを作り出した。
何故作ろうと決心したのか、そして、作ることが出来たのか!果たして、、、、、
作業場で怪しいものを発見した。
中込 「ん?」
「これは・・・。」
従来の「アローマファインDFIII」の使いやすさはそのままに、練和作業がよりスピーディーに行えるようになりました。成分配合のバランスの最適化により、従来よりもすばやく粉と液がなじみ、その時間わずか3秒!
もちろん、粉の飛び散りもなく、練和作業がスピーディーに完了するので、脱ぽう作業に時間がかけられ、よりムラなく均一なペーストに練り上げることができるようになりました。
「・・・。」
「!!??あーあれだ!」
歯医者さんで歯型をとるときに使うピンク色の。
歯型をとる際にしばらく噛んでいると少しずつ固まるピンク色の物体。
型を取るためにわざわざ発注してもらったというから驚きだ。
このような使い方を見たら歯医者さんもさぞビックリするだろう。
そもそもに戻る。
何故コームを自分で作ることになったのか?
答えはもちろん、クリエイティブワークで使う為だった。
創る為にちょうど良い幅のコームがなかったからだった。
この1スタイルの為にコームを作ったのである。
昔の江戸文化では、様々な日本髪が生まれ、櫛の形状はその髪型にあわせて作られた。とある。
まさにそれと同じことではないか。
恐るべしである。
クリエイティブを創る過程がクリエイティブだ。
何かができるまでの過程というのはとても大切だ。
細部にまでこだわった過程があるがゆえの作品である。
もちろん最終的なこの完成したコームに行き着くまでには何回も失敗した。
社長をはじめ、少しでもこの作業に携わった、あるいは見たスタッフがもし、コームを作ろうとしている美容師に遭遇したらきっとこう言うだろう。
『アロマファインプラスを使うといいよ』と。
この作業工程を見た経験のおかげで1人のコームを作ろうとしている美容師を挫折させずに救うことができる。
まぁいないと思うが。
何でも経験してみる。そして、それが自分の財産になる。
どんなジャンルでも大事なことだ。
完成したコームがこれだ。
この技術を習得してしまったことで、またアイディアが膨れ上がったに違いない。
失敗は財産!
ではまた^_^
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